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リウマチ膠原病

原因不明の関節症状がある方

2021.10.26

リウマチ

関節痛の原因が「関節リウマチ」でないことを確認しましょう!

原因がはっきりしない関節痛(関節の痛み、腫れ・違和感)が続いた場合は、早めに当院にご受診ください。 先ずは、リウマチ専門医に診断してもらうことが大切です。 関節が痛む疾患は多くありますが、関節リウマチは、特に早めに適切な治療を行うことで関節破壊の進行を防ぎます。

関節リウマチの代表的な症状「朝のこわばり」「関節痛」「関節の腫れ」

関節に原因不明の症状があったら「関節リウマチではない」と診断してもらうことが、とても大切です。

関節リウマチと同じような症状の病気は、他にもあり関節リウマチとの区別が難しい場合もあります。医療機関では、症状の確認だけではなく血液検査などを行い総合的に判断することで関節リウマチを診断します。

関節リウマチであった場合、早期発見・早期治療ができると関節機能を維持することができ、日常生活や家事・仕事への影響を抑えることができます。

診療に関するご不明な点などは遠慮なく何でもご相談ください。

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関節リウマチの治療

2021.08.31

処方箋

当院は、リウマチ専門医・指導医としての豊富な臨床経験を活かし、様々な患者さんに最適とされるリウマチ治療法をご提供します。

また武蔵境を含む武蔵野市や田無などからもバス一本で来院いただける場所にあります。朝に手がこわばるなどの症状がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

院長紹介 アクセス詳細

関節リウマチの治療について

関節リウマチの治療は飛躍的に進歩!

治療では、薬物療法が中心です。近年関節リウマチの治療は飛躍的に進歩しており関節リウマチはコントロールができる時代になりました。

メトトレキサートや関節破壊の抑制作用に優れる生物学的製剤を用いることにより炎症や痛みを抑えるだけでなく、病気の進行を阻み、関節の破壊を防ぐことを目標に治療を行います。 治療は、一般的に寛解(関節リウマチの病勢がコントロールされた状態)と呼ばれる状態を目標として行います。

当院では、過剰な治療にならないように、患者さん一人ひとりにあった目標を設定し、よりよい状態を目指して治療を行ってまいります。

なお、薬物療法やリハビリを行っても痛みが和らがない、関節障害のために歩行が困難になったなど、日常生活に支障が生じている場合は、手術療法を検討します。経験豊富な整形外科医師に紹介しております。

生物学的製剤 一覧

※点滴についてはご相談ください
※MTX:メトトレキサート
商品名 アクテムラ ケブザラ エンブレル ヒュミラ シンボニー シムジア オレンシア
一般名 トシリズマブ サリルマブ エタネルセプト アダリムマブ ゴリムマブ セルトリズ
マブベゴル
アバタセプト
作用対象 IL-6 IL-6 TNFα TNFα TNFα TNFα CTLA4
投与経路 皮下注射 皮下注射 皮下注射 皮下注射 皮下注射 皮下注射 皮下注射
投与間隔 2週毎 2週毎 週に1~2回 2週毎 4週毎 0,2,4週、以後
2~4週毎
1週毎
(初回のみ同日に
点滴製剤の
併用が可能)
MTX併用 単独も可 単独も可
併用が好ましい
単独も可
併用が好ましい
単独も可
併用が好ましい
単独も可
併用が好ましい
単独も可
併用が好ましい
単独も可

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リウマチの症状

2021.08.31

関節リウマチ

関節リウマチとリウマチ性多発筋痛症についてご紹介いたします。 ご自身で思い当たる症状がある場合は、是非、早めに当院までご相談ください。

当院長はリウマチ・膠原病の専門医であり、これまで数多くのリウマチ患者さんの診察・治療を行ってきております。

院長紹介

関節リウマチの症状

関節リウマチには初期症状がみられます。

主な症状は、朝方に手足の指関節がこわばる、あちこちの関節が痛む、しびれや痛みが手足にある、といったことです。これらの症状がみられた場合は、リウマチ外来を受診することをお勧めします。 関節リウマチの診断は、問診をはじめ、血液やX線検査などの結果を照らし合わせて、総合的に判断します。

関節リウマチと同様の症状を起こす病気(変形性関節症、痛風など)の可能性も考えれますので、早めにご受診されることをお奨めしています。 なお、関節リウマチと別の病気であった場合でも早期発見・早期治療が大切であることは同じです。

リウマチチェックシート

その他のリウマチ性疾患の症状

女性

その他のリウマチ性疾患としては、リウマチ性多発筋痛症があります。 この病気は、65歳頃から発症する患者が増加し、なかでも女性が多いことでも知られています。

症状としては、首や腕をはじめ、腰や太もものあたりが痛み、重く感じるようになるほか、全身がだるくなる状態が継続します。夜間や朝方に手がこわばるといった症状も出ますが、ただ関節リウマチとは異なり関節の腫れなどはあまり見られません。 五十肩(肩関節周囲炎)と症状が似ていることもあるので、きちんとした検査を受ける必要があります。

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リウマチチェック

2021.08.31

女性

当院長はリウマチ・膠原病の専門医であり、これまで数多くのリウマチ患者さんの診察・治療を行ってきております。

院長紹介

これらの症状が、1週間以上続いているかどうかも重要です。 以下にてご自身の症状をご確認ください。

  • 腫れた箇所が痛い
  • 朝しばらく関節が動かしにくい
  • 微熱が続く
  • 食欲減退
  • 体重減少
  • 貧血っぽい
  • ドアノブが回しにくい
  • 家のカギが開けにくい
  • 歯ブラシやお箸が使いにくい
  • 靴ひもが結びにくい
  • ハサミ・ホチキスが使いにくい
  • パソコン入力がしにくい
  • ボタンを外しにくい
  • リモコンが押しにくい

医師に伝えるリウマチ症状チェックシート

当院院長からご自身のリウマチ症状を伝えることが難しいというご意見を基に考えたシートになります。 患者様ご自身の症状を医師に的確に伝えるためのチェックシートページになります。 以下の項目をチェックしていただき診療の際に、医師にお応えいただくだけでも非常に有効な手段となります。

患者様ご自身の症状をご記入した状態で当院の医師にお見せください。

身体のこわばり

朝のこわばりはどの位の時間続きますか? 時間
目覚めると手がこわばる
身体がこわばりでトイレなどが大変である
身体がこわばりで洗顔などの支度が大変である
着替えがしにくい
食事など料理の準備がしにくい

痛み

1~10で表現した時にどれくらいの痛みですか?
重い荷物などを持つと痛い
ビンやペットボトルのフタ、ドアノブを回すと痛い
階段の登り降りが痛い
お風呂に入る時に痛い
痛くて眠れない

倦怠感

1~10で表現した時にどれくらいの倦怠感ですか?
夕方に倦怠感を感じる
だるくて動きづらい
だるくて力が入らない
身体が鉛の様に重い
だるくて寄りかかってしまう

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膠原病の治療

2021.08.31

当院は、リウマチ・膠原病専門医としての豊富な臨床経験を活かし、各々の患者さんに最適とされる治療法を提供します。

膠原病の症状に心当たりのある方は、お気軽にご相談ください。

院長紹介

膠原病の治療は、対症療法が中心で主に薬物の投与を行います。 病気を引き起こすリンパ球の働きを抑えたり、自己抗体が作られるのを抑えたりするのに有効とされているのが、ステロイド剤と免疫抑制剤です。

なお、膠原病の治療法は同じ病気であったとしても、患者さんによってそれぞれ異なります。

膠原病の治療方針

前述した様に患者様の状態により治療内容が異なります。 膠原病は、異常な免疫反応と炎症反応を抑えることを治療の基本とします。

膠原病 治療方法

病気を誘引する要素(遺伝、体質など)

  • 症状を出現させる環境因子の排除

異常免疫反応(自己抗体出現)

  • 免疫異常の抑制(薬の投与)
  • 抗リウマチ薬
  • ステロイド薬
  • 免疫抑制剤
  • 有害物質の除去
  • 血漿交換療法
  • 白血球除去療法

身体に現れる炎症(関節、皮膚など)

  • 炎症抑制薬の投与
  • 非ステロイド抗炎症薬
  • ステロイド薬

身体に現れる症状(関節、臓器)

(関節、臓器など)

  • 薬以外の治療
  • レーザー治療
  • 外科的治療
  • リハビリ

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膠原病の症状

2021.08.31

膠原病

膠原病の症状は患者さんによって異なります。

以下の症状がよく見られますが、全ての膠原病に共通して認められるわけではありません。 また、膠原病に限られたものでもありません。

  • 関節の腫れ・痛み
  • こわばり
  • 発熱
  • 紅斑や紫斑などの皮膚症状
  • レイノー症状(※)
  • リンパ腺の腫れ
  • しびれ など

※レイノー症状とは
寒冷刺激や精神的緊張によって、手や足の指の皮膚の色が蒼白、暗紫になる現象です。

ただ症状が進行すると関節に変形が現れたり、臓器に障害が起きるなど、日常生活に支障をきたすようになります。 そのため、病気を早期に発見し、進行をくい止める必要があります。

膠原病になりやすい人

膠原病は、男性よりも女性に多い傾向にあります。これは、女性ホルモンが免疫異常によるものと考えられており、特に、妊娠が可能な年齢に発病しやすいことが分かっています。 他に、外で紫外線を浴びる機会の多い方やストレスを受けやすいかたなどが膠原病を発症する傾向が高いようです。

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