2021.08.31
関節リウマチの治療について
関節リウマチの治療は飛躍的に進歩!
治療では、薬物療法が中心です。近年関節リウマチの治療は飛躍的に進歩しており関節リウマチはコントロールができる時代になりました。
メトトレキサートや関節破壊の抑制作用に優れる生物学的製剤を用いることにより炎症や痛みを抑えるだけでなく、病気の進行を阻み、関節の破壊を防ぐことを目標に治療を行います。 治療は、一般的に寛解(関節リウマチの病勢がコントロールされた状態)と呼ばれる状態を目標として行います。
当院では、過剰な治療にならないように、患者さん一人ひとりにあった目標を設定し、よりよい状態を目指して治療を行ってまいります。
なお、薬物療法やリハビリを行っても痛みが和らがない、関節障害のために歩行が困難になったなど、日常生活に支障が生じている場合は、手術療法を検討します。経験豊富な整形外科医師に紹介しております。
生物学的製剤 一覧
商品名 | アクテムラ | ケブザラ | エンブレル | ヒュミラ | シンボニー | シムジア | オレンシア |
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一般名 | トシリズマブ | サリルマブ | エタネルセプト | アダリムマブ | ゴリムマブ | セルトリズ マブベゴル |
アバタセプト |
作用対象 | IL-6 | IL-6 | TNFα | TNFα | TNFα | TNFα | CTLA4 |
投与経路 | 皮下注射 | 皮下注射 | 皮下注射 | 皮下注射 | 皮下注射 | 皮下注射 | 皮下注射 |
投与間隔 | 2週毎 | 2週毎 | 週に1~2回 | 2週毎 | 4週毎 | 0,2,4週、以後 2~4週毎 |
1週毎 (初回のみ同日に 点滴製剤の 併用が可能) |
MTX併用 | 単独も可 | 単独も可 併用が好ましい |
単独も可 併用が好ましい |
単独も可 併用が好ましい |
単独も可 併用が好ましい |
単独も可 併用が好ましい |
単独も可 |