2023.07.03
患者様ご自身が現在の病気の状態を客観的に知ることが大切です!
痛みや腫れが残っている状態は、寛解の状態ではない可能性があります。
関節リウマチの治療の第一の目標は「臨床的寛解:炎症と自他覚症状の消失を意味する臨床的寛解」です。
全ての患者様にご理解いただいた上で治療に取り組まれることをお願いしたいのですが、関節リウマチの病状評価(疾患活動性評価)は、「なんとなく治った気がする」「大丈夫な気がする」などの曖昧なものではありません。疾患活動性の数値目標が定められています。 関節リウマチの病状を客観的に知るためには、疾患活動性評価(DAS28、SDAI,CDAI)を用います。 この疾患活動性評価の数値は、当院受診の際に医師に確認してください。患者様ご自身が、今の病状・疾患活動性を正しく知ることで治療目標の最適化が測れます。