糖尿病の治療・管理は当内科にお任せください。
西東京市で糖尿病の検査もしくは治療を受けたいと考えている方は、日本内科学会総合内科専門医でもある院長にお気軽にご相談ください。 当院は内科全般の診療を幅広く行っておりますが、中でも糖尿病をはじめとする生活習慣病等の慢性疾患の診察・治療・管理に力を入れております。
西東京市・東久留米市にお住まいの方・勤務されている方へ
定期的な受診が必要な糖尿病の治療・管理に便利な立地です
具体的には、西武池袋線「ひばりが丘駅」よりバスで約5分。もしくは西武新宿線「田無駅」よりバスにて9分ほどの「交番前」バス停そばにあります。 また、JR中央線「武蔵境駅」からもバス一本で来院できます。 アクセスについては、診療時間・アクセスページのアクセス詳細をお読みください。
糖尿病について
糖尿病の発症メカニズムですが、血液中のブドウ糖(血糖)が細胞にうまく取り込まれなくなり、血糖はエネルギーとして十分に利用されず、慢性的に血中にだぶついていきます。
そしてこれが長期間続くようになると、肝臓で脂肪になるほか、腎臓から尿糖として排泄するようになります。 これが糖尿病です。 なお糖尿病を発症し始めの段階では自覚症状は現れません。
糖尿病の種類
長期にわたり血中において糖が過剰な状態が続くのは、血糖を下げる役割をするインスリンが出なくなる、もしくはインスリンの作用不足が原因です。 このインスリンが働かなくなる原因には主に4つ(1型糖尿病、2型糖尿病、2次性糖尿病、妊娠糖尿病)あり、このタイプ別がいわゆる糖尿病の種類ということになります。
1型糖尿病
インスリンを産生する膵臓のランゲルハンス島β細胞が、主に自己免疫によって破壊され、インスリンが分泌されなくなる状態です。 1型については10歳未満の小児や若年層に患者さんが多いのが特徴です。
2型糖尿病
一般的に糖尿病と呼ぶ場合、多くはすべての糖尿病患者さんの約9割を占める2型糖尿病を指していることが多いです。 これは、日頃の不摂生な生活習慣(カロリーの過剰摂取、運動不足等)やストレス等が発症の原因と考えられており、成人で発症する患者さんのほとんどのケースが2型糖尿病です。
2次性糖尿病
遺伝子異常や特殊な病気(内分泌疾患や膵疾患、ウイルス感染等)、あるいは薬剤・化学物質の影響などが原因で発症する糖尿病です。
妊娠糖尿病
妊娠糖尿病は、完全なる糖尿病ではありません。 ただ、妊娠時はインスリンの働きを弱めるホルモンが胎盤から多量に分泌されるので、高血糖な状態になりやすく、代謝異常の状態になることから、このような病名で呼ばれています。
糖尿病が進行すると…
糖尿病は病状が進行すると、合併症(糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害は糖尿病三大合併症といいます)を起こすリスクが高まります。
さらに動脈硬化を促進させると大血管障害(心筋梗塞、狭心症、脳卒中など)を発症することもあります。 糖尿病で大切なのは、このような合併症や大血管障害を起こさないようにすることです。
そのため例え、自覚症状がなかったとしても、健康診断などで血糖値やHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)が基準値より高いと指摘された、あるいはメタボリックシンドロームであると診断された方は、早めの受診をお勧めいたします。
糖尿病の治療
糖尿病の治療法は1型と2型では多少異なりますが、どちらにしても合併症や大血管障害を防ぐことが目的であり、そのためには血糖を正常な値にコントロールすることが重要です。
1型糖尿病
インスリンを産生する膵臓のランゲルハンス島β細胞が、主に自己免疫によって破壊され、インスリンが分泌されなくなる状態です。 1型については10歳未満の小児や若年層に患者さんが多いのが特徴です。中心になるのはインスリン注射(インスリン療法)です。
これは体外からインスリンを補い、健常者の血中インスリンの変動をできるだけ忠実に再現する治療法になります。 適切な補充を行うことで血糖値のコントロールが可能となり、発症前と同様の生活を送ることが可能です。
2型糖尿病
インスリンが多少は出ている状態なので、生活習慣の改善として食事療法と運動療法をまず行います。 食事療法では、適正な量のエネルギー摂取と栄養バランスの良い食事などに努めます。
運動療法では、有酸素運動を中心に行いますが、運動量はそれほどハードなものは必要なく、ゆったりと全身の筋肉を使う程度(散歩であれば30分ほど)で充分です。 ただし、毎日行うようにしてください。
なお食事療法や運動療法のみでは血糖のコントロールが困難な場合(血糖値が下がらない)は、これに併せて薬物療法として、血糖降下薬の服用やインスリン注射などによる治療を行います。
その他
【2次性糖尿病、妊娠糖尿病】
- 2次性糖尿病:原因となる疾患の治療が優先されます。
- 妊娠糖尿病:2型糖尿病と治療法は同じですが、血糖降下薬の服用(薬物療法)は妊婦さんには行えないので、インスリン療法や食事療法などが行われます。