2021.08.31
関節リウマチとリウマチ性多発筋痛症についてご紹介いたします。 ご自身で思い当たる症状がある場合は、是非、早めに当院までご相談ください。
当院長はリウマチ・膠原病の専門医であり、これまで数多くのリウマチ患者さんの診察・治療を行ってきております。
院長紹介関節リウマチの症状
関節リウマチには初期症状がみられます。
主な症状は、朝方に手足の指関節がこわばる、あちこちの関節が痛む、しびれや痛みが手足にある、といったことです。これらの症状がみられた場合は、リウマチ外来を受診することをお勧めします。 関節リウマチの診断は、問診をはじめ、血液やX線検査などの結果を照らし合わせて、総合的に判断します。
関節リウマチと同様の症状を起こす病気(変形性関節症、痛風など)の可能性も考えれますので、早めにご受診されることをお奨めしています。 なお、関節リウマチと別の病気であった場合でも早期発見・早期治療が大切であることは同じです。
リウマチチェックシートその他のリウマチ性疾患の症状
その他のリウマチ性疾患としては、リウマチ性多発筋痛症があります。 この病気は、65歳頃から発症する患者が増加し、なかでも女性が多いことでも知られています。
症状としては、首や腕をはじめ、腰や太もものあたりが痛み、重く感じるようになるほか、全身がだるくなる状態が継続します。夜間や朝方に手がこわばるといった症状も出ますが、ただ関節リウマチとは異なり関節の腫れなどはあまり見られません。 五十肩(肩関節周囲炎)と症状が似ていることもあるので、きちんとした検査を受ける必要があります。